石田徹也 Official Website
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ABOUT 石田徹也について


石田徹也は1973年に静岡県焼津市に生まれ、静岡県立焼津中央高校を経て、武蔵野美術大学を卒業後、東京にて精力的に絵画の発表を続けてきた。



2005年5月に神奈川県相模原市にて踏切事故にあい、不帰の人となった。NHK「新日曜美術館」にて紹介後、多くの鑑賞者に衝撃を与えることとなった。


石田徹也の作品はキャンバスに石田個人の実生活からイメージした世界を描くが、描かれた世界は非現実な世界のように見える。


けれども自らが選んだ自画像とも思える描写は日本の社会における個人の人権の尊さ、学校教育の問題、管理された日本の社会構造を痛切に批判し、人々の心の問題を表現している。

少年の犯罪や児童殺害事件が社会問題になっている今日、石田徹也は弱者である少年や児童の心のよりどころを自己の問題として捉えて、絵画によって表現することで、現代人の心の奥底に潜む「痛みや悲しみ」を描いた。







HISTORY 石田徹也年譜




1973年 0歳

6月16日、静岡県焼津市生まれ。
父 嘉弘、母 サチ子の男四人兄弟の四男として誕生。


1976年 2歳

小川保育園入園。先生に絵を描く紙をねだり、よく絵を描いて遊んでいた。

1980年 6歳

焼津市立小川小学校入学。
性格は甘えん坊。宿題、掃除、手伝い、学校の準備などは手早く、夜となると兄たちに「あとは靴を履いて寝るだけだね」とからかわれていた。


1984年 11歳

小学校5年生のとき、担任の藤ヶ谷先生の指導のもと、クラスを代表して学級旗を製作。教科書、ノートの余白のほか、テスト用紙の裏などにも、テストの見直しも忘れて絵を描いていた。小・中・高校生対象の公募「人権マンガ」(静岡地方法務局開催)で最優秀賞を受賞。地元の新聞社より取材を受けた。

198年5 12歳

小学1年から6年まで、毎年校内の絵を描く会で特選を受賞。

1986年 12歳

焼津市立小川中学校入学。
サッカー部に所属するが、3人の兄たちがそれぞれの希望の進路に進んでいるのを見て、絵の道に気持ちが傾いていった。


1989年 15歳

卒業文集で、担任の石田先生に「あなたの将来は絵で賞をもらって有名になっている」と予言された。
焼津中央高校入学。 
美術部には所属せず、一人で人物画などを描いた。


1991年 17歳

高校3年生になり、美大進学予備校に通い始める。

1992年 18歳

武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科入学。
上京。
サッカー部の練習に行くが、一回参加しただけで入部せず。
サークルは「イラストレーションクラブ」に入るが、学園祭の時にのみ描いた。
この頃よく見ていた画集はアンセルム・キーファーやフンデルト・ワッサーなど。
谷内六郎も好きだった。


1995年 22歳

学校のゼミでは、鈴木忍先生のもとで課題「人間とテレビ」の広告制作などを行った。
第6回グラフィックアート『ひとつぼ展』グランプリ受賞。
毎日広告デザイン賞優秀賞受賞(イラストレーションを担当。デザイン平林勇)。


1997年 24歳

ACA日本ビジュアル・アート展1997グランプリ受賞。
チャリティー企画温度計展「HOT&COOL」出品(ガーディアン・ガーデン/東京・銀座)。


1998年 25歳

キリンコンテンポラリーアートアワード奨励賞受賞。
クリスティーズ「アジア・アバンギャルド展」(ロンドン)出品。
第7回リキテックスビエンナーレ出品。
チャリティー企画壁掛け時計展「三角CLOCK」出品(ガーディアン・ガーデン/東京銀座)。


1999年 26歳

個展「石田徹也展」(ギャラリーQ&QS/東京・銀座)。
NICAF(国際コンテンポラリーアートフェスティバル/東京)出品。
チャリティー企画デザインだるま展「開運・銀座だるま祭」出品(ガーディアン・ガーデン/東京・銀座)。


2000年 27歳

チャリティー企画腕時計展「Watch 2001」出品(ガーディアン・ガーデン/東京・銀座)。

2001年 28歳

VOCA展2001奨励賞受賞。
グループ展「渦中の人びと」出品(横山記念マンズー美術館/東京造形大学内)。


2002年 29歳

チャリティー企画和凧展「TAKO KITE」出品(ガーディアン・ガーデン/東京・銀座)。



2003年 30歳

個展「石田徹也展」(ギャラリーイセヨシ/東京・銀座)

2005年 31歳

チャリティー企画ジーンズ展「JEANS SHOP GINZA」出品(ガーディアン・ガーデン/東京・銀座)。
5月23日逝去。







EXHIBITION 展覧会情報


2006年

6/5〜
石田徹也追悼展 漂う人
ガーディアンガーデン/東京

11/10〜
「飛べなくなった人 石田徹也 青春の自画像」展
駿府博物館/静岡


2007年

3/7〜
焼津市教育委員会特別表彰美術展
焼津文化センター/静岡

7/24〜
悲しみのキャンパス展
静岡県立美術館県民ギャラリー/静岡

10/11〜
dis-communication in Japanese contenporary Art
Sungkok Art Museum/韓国 ソウル

11/26〜
CHAOSMOS 07
佐倉市立美術館/千葉


2008年

1/8〜
石田徹也展 真実
ワダファインアーツ/東京

4/1〜
新所蔵品展
静岡県立美術館/静岡

11/9〜
僕たちの自画像展
練馬区立美術館/東京


2009年

4/18〜
石田徹也展
浜松市美術館/静岡

4/16〜
二十歳の原点
平塚市美術館/神奈川

6/18〜
二十歳の原点
下関市立美術館/山口


2010年

10/9〜
物語の絵画
新潟県立万代島美術館/新潟


2011年

8/6〜
ヨコハマトリエンナーレ2011
横浜市立美術館/神奈川

8/9〜
二十歳の原点
碧南市藤井達吉現代美術館/愛知

9/25〜
二十歳の原点
足利市美術館/栃木


2012年

4/28〜
石田徹也展 今を生きる、僕の姿
三菱アルティアム/福岡

7/24〜
Art and Air
青森県立美術館/青森


2013年

9/7〜
石田徹也展 ノート、夢のしるし
足利市美術館/栃木

11/7〜
TETSUYA ISHIDA
Gagosian Gallery HK/香港


2014年

4/12〜
石田徹也展 ノート、夢のしるし
平塚市美術館/神奈川

9/5〜
第10回広州ビエンナーレ
広州/韓国

9/6〜
石田徹也展 ノート、夢のしるし
砺波市立美術館/富山

11/4〜
石田徹也展
アジア美術館/アメリカ サンフランシスコ


2015年

1/24〜
石田徹也展 ノート、夢のしるし
静岡県立美術館/静岡

5/9〜
第56回ベネチアビエンナーレ
セントラルパビリオン/イタリア ベネチア

9/26〜
新所蔵品展
平塚市美術館/神奈川

12/5〜
石田徹也の世界展
焼津文化センター/静岡


2016年

4/12〜
開館30周年記念展「東西の絶景」
静岡県立美術館/静岡

7/16〜
異界を開く 百鬼夜行と現代アート
秋田県立美術館/秋田


2017年

2/18〜
MOMAT コレクション展
東京国立近代美術館/東京

12/9〜
なんだろう展
平塚市美術館/神奈川


2018年

3/24〜
2050 A Brief History of the Future
国立臺灣美術館/台湾台中

8/4〜
夢を描いた青年・石田徹也展〜翔けぬけた10年のキセキ〜
藤枝市文学館/静岡


2019年

4/11〜
Autorretrato de otro
Museo nacional centro de Arte Reina Sofia(ソフィア王妃芸術センター)/マドリッド・スペイン

10/3〜
Seif-Portrait of other
Wrightwood659/Chicago,IL(シカゴ・アメリカ)

10/23〜
「山下裕二の隠し玉」展
日本橋三越本館 アートスクエア/東京


2020年

7/17〜(コロナ感染予防措置の為中止)
(仮称)他人の自画像展
第一生命ギャラリー/東京


2023年

9/12〜10/21
My Anxious Self 「 (仮)不安におびえる自分」
Gagosian Gallery/New York (ニューヨーク アメリカ)












Publication 書籍

2006年 発行

石田徹也遺作集/求龍堂

2008年 発行

石田徹也展 僕たちの自画像展カタログ/求龍堂
美術の窓11月号/生活の友社


2010年 発行

石田徹也全作品集/求龍堂
ぼくが誘惑された表現者たち/ワイズ出版


2011年 発行

画家たちの二十歳の原点/求龍堂

2013年 発行

石田徹也ノート/求龍堂
Tetsuya Ishida/Gagosian Gallery


2015年 発行

美術屋 百兵衛/麗人社

2016年 発行

美術の窓4月号/生活の友社

2018年 発行

石田徹也ノート(中国簡体字版)/北京知日文化伝播有限公司


2019年発行

Autorretrato de otro(スペイン語版)/Museo Nasional Centro de Arte REINA SOFIA
Self-portrait of other(英語版)
他日本語版・簡体中文版・繁体中文版


2023年発行

別冊太陽 石田徹也/平凡社 
監修:堀切正人






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展覧会開催依頼など





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